どうも革靴ぐまです
今回は革靴のデザインについて紹介したいと思います
本日のテーマはストレートチップ
ストレートチップとは靴のつま先部分(トゥ)に横一文字のラインが入ったデザインで、キャップトゥとも呼ばれます、特に内羽根式のストレートチップは格式的に最もフォーマルな革靴であります
それでは詳しく見ていきましょう
目次
着用シーン
冠婚葬祭の場では黒の内羽根ストレートチップを履いていれば、まず間違いはないでしょう
また、一番お堅いイメージのストレートチップですので、ビジネスシーンでも重宝されます
大切な取引先へ伺う際にも(特に目上の方とお会いするとき)こいつで足元は固めておきたいところです
さらに、カジュアルスタイルと合わせる上級者の方もいらっしゃるようで(私はまだチャレンジしてませんが)、活躍の場がとても広く頼りになる相棒になること間違いなしです
と言うわけで様々なシーンで出番が多い靴でありますので、大切な場面で履く機会も比較的多くなると思われます
このデザインについては是非とも一生履けるような上質な物をワードローブに用意しておきたいところです
デザイン
デザイン自体も飽きのこないシンプルかつ完成された雰囲気を感じることができます
そして、同じストレートチップでも形状や色味によって全く違った印象を与えてくれます
トゥの形状
・ロングノーズと呼ばれる捨て寸の長めのトゥですと、シャープでスタイリッシュなイメージで、少し前に流行っていた細身のスーツなんかに良く合います
・丸みが強いラウンドトゥと呼ばれるものであれば、クラッシックかつ可愛い印象を受けます
ラウンドトゥは 時代を超える普遍的なスタイルでもありますので長く履くことを前提とするならば、オススメであります
百貨店の靴売り場などで、その違いを感じながらブラブラすることが私の趣味のひとつです笑
内羽根式と外羽根式
・内羽根式とは、靴紐を通す穴(アイレット)が甲の革と一体になっているものを言いバラモラルとも呼ばれます、着用シーンのところでも少し触れましたが、内羽根式のストレートチップはフォーマル度が高いデザインになります
どこか気品を感じるようなエレガントな足元を演出してくれるでしょう
ジョンロブのシティⅡ
エドワードグリーンのチェルシー
チャーチのコンサル
などなど、国内外の有名革靴メーカーでも必ずと言っていいほど名作が見られるのも内羽根ストレートの特徴と言えるでしょう(今あげたのは英国靴ばかりですが)
どのメーカーもTheドレスシューズ的な存在の内羽根ストレートチップには力を入れているのだと思います
・ダービーまたは、ブルーチァーとも呼ばれる外羽根式のストレートチップはアイレット部分が甲の革に縫い付けられているものであり、内羽根に比べるとフォーマル度は少し下がりスポーティなイメージが強くなります
外回りでよく歩く方は長い時間を歩きますと、足がむくんで靴がきつく感じる時があると思いますが、羽根が開きやすく靴紐によるサイズ調整が効きやすいという特徴を持つ外羽根式は最適ではないでしょうか
色味による違い
・黒のストレートチップは革靴の基本と言ってもいいくらい汎用性が高く、なによりスーツスタイルの足元を引き締めてくれます
スーツの本場あるイギリスのビジネスマンは黒い革靴しか履かないと言われるほどビジネスシーンにマッチするのです(これは昔の話だと思いますが笑)
・茶系のストレートチップは足元に少し変化が欲しい時には最適ではないでしょうか
会社のドレスコードでフルブローグなど装飾の施されたデザインが難しようでしたらダークブラウンのストレートチップで気分を変えてみるのもありかもしれません
最後に
内羽根ストレートチップを1足必ず手に入れましょう。
とこんな感じで本日はストレートチップについてお話しさせていただきましたが、少しずつ他のデザインについても紹介させていただき、最終的に図鑑コンプリート!みたいな感じでコツコツやっていきたいと思います。